新卒で入社した会社が嫌になってしまった方は、例え短期離職になったとしても、現状を変えるために転職活動に踏み切るべきか相当悩むことになります。
その中でも深い悩みの1つが、「職歴をどこまでつけるべきか?」という事です。
新卒1年目で転職を考える人であれば、1年の職歴をつけるべきか、1年未満でも辞めていいのかはかなり気になりますよね。
そこで今回は、入社8ヶ月目で退職した私の体験談をベースに、1年未満で退職を考える場合のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
職歴が1年あるかないかで、転職活動にどこまで影響するのかが知りたい人は必見の内容です!
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Contents
第二新卒の場合、職歴が1年あるか1年未満かで転職活動にどこまで差が出るのか

新卒入社した会社を3年以内に辞める場合は、第二新卒として転職活動をする事になります。
そのため、職歴1年未満でも第二新卒扱いされるわけですが、職歴が1年以上ある人と比べてどこまで不利になるのでしょうか?
ここからは、私の新卒1年目の転職活動を振り返りつつ、担当してもらった転職エージェントさんの話を参考にしつつ解説していきます。
まず、私が一番最初に転職活動をスタートさせたのが入社して3ヶ月目です。笑
この時に速攻転職エージェントに登録して、具体的に転職活動を始めたのですが、待っていたのは過酷な試練でした。
と言いますのも、職歴3ヶ月で紹介してもらえる求人数はやはり少なく、短期離職は思った以上に重いのです。
しかし、その時に転職エージェントから頂いたアドバイスはこうでした。
ただ、これが職歴半年になると求人数がグッと増えて、1年になるとさらに増えるよ。
さて、以上を踏まえて私が出した結論は、最低でも6ヶ月の職歴をつけておいたほうがいいな...という事です。
ただ、1年の職歴が必ずしも必要か?と言われると、ぶっちゃけそうは感じませんでした。
なぜなら、職歴半年で紹介してもらえる求人と、職歴1年で紹介してもらえる求人を見比べても、めちゃくちゃ違いがあったわけではないからです。
それに、職歴半年ぐらいまであれば、入社3ヶ月のスピード退職に比べて、面接を突破出来る確率がグッと上がるので、1年と言う数字にそこまでこだわる必要もないと思いました。
関連:第二新卒は短期離職でも許される理由!新卒が再就職するために必要な事を教える
結果的に私は入社8ヶ月目で退職に至りましたが、その判断は間違っていませんでした。
そこそこのコンサル会社に転職できましたから、1年間地獄を耐えなくてもよかったと言えます。
という事で、私がお伝えしたいのは、絶対的な期間としてこだわるべきは「職歴半年」という事です。
ですので、キリのいいタイミングで1年というのは、過度に固執しなくてもOKです。
ただ、半年未満で退職して転職したい場合は、それ相応の戦略を持って就活する必要がありますので注意してください。
今の会社がブラックだからすぐにでも辞めたいんです...と言う場合のキャリアプランについては、下記の記事で詳細に戦略を書いておいたので参考にしてください。
関連:新卒半年未満で転職したい人は職歴ロンダリングすべし!転職は1回までというルールはない
新卒1年未満で退職すると金銭面でのデメリットもある

ちなみにですが、職歴が1年あるかないかで大きく差が出るのは、転職活動そのものよりも金銭面です。
詳しくは「新卒1年未満の退職は失業保険が出ない?雇用保険の落とし穴!」でも記載しましたが、職歴が1年未満になると失業保険が訴求されません。
ここは意外と落とし穴なのですが、次を決めずに退職する場合は、割と深刻な問題です。
転職活動を行う期間は無収入になりますから、その間のお金を担保出来ていないのであれば、勢いで会社を辞めると超絶後悔します。
関連:退職後に第二新卒の転職活動をする際に必要な貯金額!資金繰りで失敗しないコツを教える
ただ、第二新卒の転職活動は平均して2ヶ月程度、3ヶ月以内には90%以上の人が内定を貰いますから、50万程度の貯金があれば何とかなります。
関連:新卒で入る会社を間違えた人は早く転職すべし!60日で人生は変わる
関連:第二新卒の転職活動を1ヶ月以内で終わらせる方法!長引かせないためのコツを教える
ただ、転職先を決めてから退職するのがセオリーなのは言わずもがな。
そもそも、在職中に転職先を決め切ってしまい、正々堂々と辞表を叩きつける事が出来れば、職歴期間について気を揉む事はありません。
まずは在職中に転職活動をコンプリートさせる事に意識を傾け、危ない橋を渡らないようにしましょう。
関連:第二新卒が在職中に転職活動を行う方法!バレないコツや面接日調整のポイントを紹介
最低1年を我慢せずに転職を成功させた私が思う短期離職のメリット

さて、ここまでは1年未満で退職する場合のデメリットや注意点を紹介してきましたが、短期離職をする事のメリットも軽視する事なかれ。
「えっ、短期離職する事でメリットなんてあるの?」と思われた方もいるかもしれませんが、メリットはちゃんとありますよ。
それが以下の2点。
①今の苦痛から解放される事は思っている以上に幸福度を上げる
②そもそもキャリアの向かう方向性が違うなら今すぐにでも辞めたほうがお得
私が思うに、転職するか迷っている人は、上記の2点をしっかり考えたほうがいいと思います。
①今の苦痛から解放される事は思っている以上に幸福度を上げる

まず、1年耐えると有利か不利かなんて問題以前に、今の環境が地獄すぎる場合は、サッサと辞めたほうが絶対に幸せになれます。
これは実体験から断言出来ますよ。
私の場合は8ヶ月で辞めましたが、「職場を変えるだけで人生こうも変わるのか...」とヒシヒシと感じましたからね。
前職ではサービス残業の嵐、圧倒的体育会系のパワハラが横行してましたが、転職してからはその環境が無くなりました。
残業代が支払われる状態で残業出来るようになり、金銭的に搾取されている感覚が無くなったのは大きかったですね。
それに、ゴミみたいな上司から解放された事で、心のモヤモヤがスッと取れたのも事実。
つまり、サッサと辞める事が幸福度を上げることに繋がっているのです。
いいですか、人生なんて所詮は寿命までの暇つぶしに過ぎません。
であれば、少しでもハッピーな気持ちで時間を潰せたほうがいいに決まっています。
今の会社がブラックすぎて死ぬほど嫌いなのに、ダラダラ続ける事がどれほど不幸な事か考え直したほうがいいですよ!
関連:新卒で入社した会社が嫌いな人は転職しなさい!好き嫌いを直す必要はない
②そもそもキャリアの向かう方向性が違うなら今すぐにでも辞めたほうがお得

キャリアを変えようか悩む時は、転職活動の有利不利から職歴期間で気を揉む以前に、進むべき方向性を再確認する事も大事です。
例えば、パン屋さんになりたいのに、工場の清掃員としてキャリアを積んでいるのならそれは無駄な話。
職歴1年未満か1年以上か...なんて事を考えるレベルでもなく、不必要な職歴を重ねる事はデメリットしかありません。
いいですか、職歴がプラスになるのは、自分の進みたい方向に進めている期間だけです。
これは業種単位でもそうで、将来的にWebマーケテイングをしたいのに、謎に金融機関の営業としてのキャリアを重ねているとかもNGですからね。
1年という期間にばかり気を取られ、肝心のキャリア形成を見落とす人も多いので注意です。
進む方向が間違っていると感じたら、辞めるタイミングは例外なく今この瞬間なのです!
新卒1年未満でも辞めたいと思ったら転職活動を始めておくのがセオリー

新卒1年未満で退職して転職するかどうかを悩む事は自然な事です。
自分の人生の事ですから、慎重になる気持ちも分かります。
ただ、確実に1つだけ言える事は、転職活動自体は今すぐに始めておくべきだという事です。
と言いますのも、仮に1年ピタリのタイミングで辞めるとしても、そのタイミングで辞められるようには、次を決めておく必要はあります。
在職中に転職活動をするわけですから、辞めてから専念するよりも時間がかかりますので、時間に余裕を持って転職準備をしてないとまずいですよね。
最低でも転職時期の半年前からは動くべきですよ!
それに、転職と転職活動は違います。
転職はリアルに職場を移す行為ですが、転職活動とは、自分のキャリアを改めて考え直すためのオプションです。
実際に転職活動を始める事によって、
・今の自分に用意されている転職先のリアル
・転職する事に対するメリット・デメリット
・今の自分に足りているもの、足りていないもの
といったものが見えてきますから、そこで改めて転職するかどうかを考えたっていいのです。
まずはスタートラインに立つ所から始めましょう!
新卒1年未満でも第二新卒で転職は可能!まずはプロに相談しよう

転職活動を始める時のポイントですが、とにかくプロの力を借りて、無駄のないスマートな転職活動をすることがポイントです。
具体的には転職エージェントと言われる、あなたと企業をマッチングしてくれるサービスを使い倒せるかどうかが重要になってきます。
転職エージェントは求職者が転職に成功した際に、採用先の企業から一定の報酬を貰う仕組みになっているため、あなたに金銭的負担は一切ありません。
転職活動を考える時は、まず無料の転職エージェントに登録する事をオススメします。
というのも、転職は求人探しから履歴書・職務経歴書の作成など、準備に手間がかかります。
転職エージェントを使えば、書類作成の支援、あなたに合った求人の紹介等、転職を0からサポートしてくれるので、1人で転職をするより、はるかに簡単に転職をする事が出来ます。
オススメの転職エージェントは「DODA(デューダ)」です。

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収入を上げるため、キャリアを磨くため、外資系企業にチャレンジしたいなどの希望はもちろん、
「転職回数が多くてとにかく不安」
「短期離職持ち、無職からの転職で職歴に自信がない」
「もうブラックは嫌。6時のチャイムで帰れる会社がいい」
といった様々なニーズにも、専門のエージェントがしっかり応えてくれます。
転職サイトについてはいつでも登録できますが、ストレスや疲労が限界に達すると登録する気力するすら根こそぎ奪われる事になるので今のうちにチェックしておいてください。
気になる求人をストックしておけば「転職という選択肢」が持てるので、心の安定にもつながりますよ!
『DODA(デューダ)』の登録は下記の公式サイトから申し込みが出来ます。
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