文系出身の方であれば最も多い職種が「営業」です。
営業部門は会社の中でも重要なポジションであり、どれだけいい商品を開発してもそれを販売してくれる社員がいなければ全く意味がないので、非常に存在意義の大きな仕事ですよね。
しかし、対面で行うセールスというのは高いコミニケーション能力が求められるため向き不向きがはっきり分かれます。
おまけに毎月毎月ノルマが課せられ、今月無事達成しても来月はまたゼロスタートと言う精神的に疲労しやすい職種である事から、異業種への転職を考えるサラリーマンは決して少なくありません。
ところが転職しようと考えても、これといったスキルも身についていないため、結局違う会社の営業職につくしかないのではないか?と不安な気持ちになる人も多いです。
営業が嫌で転職を考えているのに、結局職場を変えても何も環境が変わらなければ意味ないですからね。
しかしそんな風に悲観的にならないでください!
なぜならば営業職から異業種に転職する事は、コツさえ知っていれば誰でも簡単に出来るからです。
今回の記事では、営業マンのあなたが未経験&異業種の仕事に転職する際のポイントを解説していきます。
Contents
営業から未経験&異業種への転職で失敗する人は不採用の本当の理由を知らないだけ

営業職から未経験&異業種の仕事に転職を試みるものの、「誠に残念ながら今回は採用を見送らせていただきます。」と不採用になってしまう人の中には、自分のバックグラウンドが受け入れられなかったからだと考えている人が多いです。
つまり、営業職というキャリアでは違う業界や業種にはマッチしないという思考です。
しかしこれは大きな間違いです。
そもそも面接で不採用になる理由というのは大きく分けて下記の2つしかありません。
①求めている経験を満たしていない
②求めている人物像と異なる
おそらく営業職というキャリアのせいで不採用になったと考えている人は①の理由が原因と思っているのですが、実際のところ面接でお祈りされてしまうパターンの90%以上は②の理由です。
私自身は面接担当も経験してきましたが、面接で不採用を決断する理由って「悪い人じゃなさそうなんだけど、ピンとこないから採用とは言えない」でした。
これは恋愛をイメージすると分かりやすいです。
例えば、
みたいな感じでデートに誘われた女性がいたとします。
でもこのパターンって断られる可能性大じゃないですか。だって相手の女性が野球に興味なければそのオファーにピンと来ないから。
多分女の子も「別に悪い人じゃなさそうだけど、なんか違うんだよね。ぶっちゃけ野球よりも私は安らぎとかを求めてて...」みたいに思ってお断りをしてますよ。
つまりこれってプレゼンミスによるミスマッチが起きているという事です。
面接で不採用になるパターンもこれが9割以上で、企業への告白の仕方が悪い、アピール方法が間違っているというのが落ちる理由のメインです。
決して営業というキャリアに問題があるのではないのです。
営業から未経験&異業種に転職したいならビジネス筋力をアピールしよう

では、営業職というバックグラウンドを持つ人が未経験&異業種の会社に自分を売り込むにはどうすればいいか?
それは「ビジネス筋力そのもの」をPRするという事です。
ちょっと例を出しましょう。
例えば前職で保険営業をしていていて、ある程度保険契約の実績がある場合のPR方法だとこんな感じです。
ある顧客は火災保険に興味を持たれていたのですが、ご家庭にお邪魔した時に子供用の靴が2足あり、靴のサイズからまだ2〜3歳ぐらいのお子さんがいる事に気付き、「もしかしたら学資保険を合わせて提案できないか?」と考えました。
損害保険の契約をいただいた後に、学資保険の話をしたところ案の定興味を示していただき、同時に今加入されている生命保険の見直しも検討いただき、結果的に大型の契約へと発展させる事が出来ました。
このようなカタチでPRすれば、「この人は細かい所まで目配り出来る人だ」「言われた事だけこなす指示待ち人間ではないな」と面接官の評価をグーンと上げる事が出来ます。
単に「1億円の大型保険を20件以上決めました!」とアピールするだけでは、面接官もその実績をウチの仕事でどう活かせるのか?が見えて来ないので不採用になってしまいます。
しかし、その人の持つスキルが自社でどう使えるかをイメージさせる事さえ出来れば内定率はグッと上がりますよ!
営業から転職出来るオススメの未経験&異業種と言えばWeb系

文系で出来る仕事で営業をしなくていい仕事となると事務や経理を思い浮かべますが、実際のところ営業マンから転身しやすいか?と言われると少し微妙です。
女性ならまだ分かりますが男性は厳しい所がありますね。
企業からすると「営業が苦手だったから対人関係を必要としない事務に逃げているのでは?」とネガティブな目線で見られやすいからです。
そこで営業マンにオススメしたい営業以外の仕事はWeb系の業務です。文系出身者が就ける仕事の中で、Web系だけは唯一営業を必要としないので穴場なんですよね。
しかもWebメディアとかであれば前職の営業経験をPRしやすいのもポイントです。
例えば、
例えば弊社で運用している女性向けのライフマガジンですが、拝見したところ女性向けの資産運用コンテンツがまだまだ攻める余地がありそうだと考えています。
子育てで悩む主婦向けのコンテンツの中に、合わせて将来の資産形成に関するコラムを混ぜる事で、子育てにしか意識がなかった主婦の目を将来のお金にも向ける事が出来ると思います。
みたいな感じで、前職の営業で身につけた保険の知識を上手く絡ませられるという強みを伝えたり、ユーザーの潜在ニーズを嗅ぎ分ける嗅覚を持っている事をシレッと伝えるのです。
Web系は今後も伸び代が大きい上向きのエスカレーター業界ですし、マーケティング全般のスキルも磨けて市場価値の高い人間にも成長出来るのでオススメです。
若ければ若いほど有利なのがWeb業界の特徴でもあるので、転職を考えている人はすぐにでも行動しないとチャンスを逃してしまいますよ!
営業から未経験&異業種に転職したいならエージェントに相談しよう

営業職から未経験&異業種への転職活動を始める時のポイントですが、とにかくプロの力を借りて、無駄のないスマートな転職活動をすることがポイントです。
具体的には転職エージェントと言われる、あなたと企業をマッチングしてくれるサービスを使い倒せるかどうかが重要になってきます。
転職エージェントは求職者が転職に成功した際に、採用先の企業から一定の報酬を貰う仕組みになっているため、あなたに金銭的負担は一切ありません。
転職活動を考える時は、まず無料の転職エージェントに登録する事をオススメします。
というのも、転職は求人探しから履歴書・職務経歴書の作成など、準備に手間がかかります。
転職エージェントを使えば、書類作成の支援、あなたに合った求人の紹介等、転職を0からサポートしてくれるので、1人で転職をするより、はるかに簡単に転職をする事が出来ます。
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収入を上げるため、キャリアを磨くため、外資系企業にチャレンジしたいなどの希望はもちろん、
「初めての転職で何をすればいいのかサッパリ分からない」
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「もうブラックは嫌。6時のチャイムで帰れる会社がいい」
といった様々なニーズにも、専門のエージェントがしっかり応えてくれます。
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