リクルートエージェントやDODAなどの総合型エージェントに対して、特定の属性に特化しているのが「特化型エージェント」と呼ばれるものです。
例えば、第二新卒や既卒の転職(就職)に特化しているエージェントなどがそれに該当します。
今回紹介する「DYM就職」もまさに特化型エージェントですが、どのような特徴があるのでしょうか?
そこで今回は、DYM就職の強みや弱み、利用する上でのメリット・デメリットを解説していきます。
DYM就職を使おうか迷っている人は必見です!
Contents
DYM就職の特徴!独自のパイプで優良企業とコネクションあり

DYM就職は特化型の転職(就職)エージェントの1つです。
得意としている領域は第二新卒、既卒、フリーターで、全て正社員への転職(就職)をサポートしてくれます。
そのため、自分のキャリアだと派遣かフリーターしか無理かな...と弱気になっている人でも、正社員への道を諦めずにすむのがDYM就職を利用する旨味です。
ただ、この手のサービスで不安なのは、ブラック企業を多く取り扱っているのではないか?ということです。
キャリアが弱くても正社員として採用してもらえるわけですから、何か裏があるのではないか?と疑いたくもなりますよね。
しかし、DYM就職が正社員就職にとことん強いのは、自社の独自のチャネルを通して、優良企業と逐一コネクションを作っている所にあります。
例えば、DYM就職が取り組んでいるのが、企業とタッグを組んで行う合同説明会です。
名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、「MeetsCompany(ミーツカンパニー)」はDYM就職が運営しているサービスの1つです。

これらのイベントは新卒の学生を対象としているものですが、新卒採用を盛んに行っている企業とのコネクションがある証拠で、そのパイプは中途採用などでも生きていきます。
新卒採用を行えるような企業ですので、経営的にも上手くいっている会社が多く、ブラック企業も少ないですから、安心して就職出来ます。
DYM就職は出来てまだ日が浅いサービスですが、今もっとも勢いのあるエージェントの1つであり、あなたの転職&就職を全力でサポートしてくれますよ!
DYM就職の弱み

では、DYM就職を実際に利用する前に、会社としての強みと弱みをチェックしてみましょう。
強みと弱みが分かれば、自分にとってどのように利用するのが効率的か分かりますからね。
では、まず最初にDYM就職の弱みから紹介します。
DYM就職の弱みは下記の2点です。
・学歴や職歴が強い人は物足りない
・30代以降の求人が少ない
それぞれ解説していきます。
DYM就職の弱み①学歴や職歴が強い人は物足りない

DYM就職は、あくまでキャリアに自信がない人、職歴に自信がない人のサポートに特化しているエージェントです。
そのため、高学歴の人や、職歴が立派な人にとっては、あまり利用する利点がないと言えます。
そもそも、ハイキャリア層はキャリアアップやスキルアップを狙って転職を考えますから、基本的に大手の転職エージェントを使う方が合っています。
DYM就職は、正社員になるのが難しい人でも正社員就職出来るようにするサポートなのです。
もちろん、ベンチャー企業に転職したい場合などは例外で、大手エージェントでは扱っていない掘り出し物もありますから、第二新卒でベンチャーに行きたい人は使う価値があります。
しかし、普通に大手企業に転職したい場合であれば、大手エージェントを利用する方が無難だと言えます。
DYM就職の弱み②30代以降の求人が少ない

続いて、DYM就職の弱みですが、あくまでサポート出来るのが20代の若手だけだということです。
よって、30代で転職を考えている人は、DYM就職を使うことは避けた方がいいです。
ただ、ケースによっては35歳までなら応募出来る求人も取り扱っているみたいなので、ダメ元で応募する価値はあります。
実際の利用者の口コミでも、35歳フリーターから正社員に就職した事例がありましたので、諦めずにトライすることは大事ですよ!
DYM就職の強み

では次に、DYM就職の強みを紹介します。
DYM就職の強みは以下の3つです。
・大手エージェントに断られても使える
・フリーターやニートからの就職もOK
・IT業界・営業職の求人に強みあり
それぞれ解説していきます。
DYM就職の強み①大手エージェントに断られても使える

DYM就職の強み1つ目ですが、基本的にどんな人でもサポートが受けられるということです。
大手の転職エージェントであれば、あまりにも無職期間が長い人や、正社員の経験がないケースなどでは、シレッとお断りされてしまうことがあります。
大手エージェントはとりあえず登録はさせてもらえますが、経歴を見て、サポートするかしないのかを判断していますからね。
そのため、登録したものの面談などをしてもらえず、音沙汰なしというケースもしばしばです。
しかし、DYM就職であれば、そのような心配はありません!
仮にキャリアや職歴が弱くても、その中で就職できそうな求人を親身になって探してくれます。
大手のエージェントに登録したけど断られてしまった...という人は、一度DYM就職に問い合わせてみるといいでしょう。
DYM就職の強み②フリーターやニートからの就職もOK

DYM就職は、フリーターやニートからでも正社員就職が実現出来る仕組みが整っています。
通常、フリーターやニートの場合は、ハローワークで就活をするしかありません。
しかし、ご存知の通りハローワークはブラック企業が多く、正社員に就職出来たとしても、地獄のような人生を送る羽目になってしまいます。
ただ、DYM就職は民間のエージェントですから、ハロワと違って、企業側も広告宣伝費を使って人材を集めています。
ハロワは無料で求人を掲載出来るため、資金繰りが怪しいブラック企業が紛れ込みやすいですが、民間エージェントはお金を払える会社しか集まらないので、地雷率がガクンと落ちます。
正社員就職が厳しいからハロワに行くか...と諦めモードに入っている人は、一度DYM就職に相談に行ってみましょう!
DYM就職の強み③IT業界・営業職の求人に強みあり

DYM就職の強みですが、業界で言うとIT系、職種で言えば営業系の求人に強みがあります。
DYM就職の求人比率は以下の通りです。

IT業界は伸び代がある業界ですから、これからのキャリアを考えた上でも、十分にキャリアを磨くことが出来ます。
伸びている業界で働けば、時間とともに年収がグイグイ上がっていきますし、あなた自身の市場価値も上がりやすいです。
市場価値が上がれば、数年後にもっと待遇がいい会社に転職して、年収を100万単位で押し上げることも出来ますから、将来的なキャリアパスも描きやすいですよね。
人生100年時代を生き抜くために、IT業界でスキルを磨きたい人は、DYM就職を利用してみましょう!
DYM就職を利用するデメリット

さて、ここまではDYM就職の強みや弱みを整理してきました。
では、実際にDYM就職を使うことによって、あなたにとってどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
ここでは利用する場合の注意点も踏まえて、まずはデメリットから紹介していきます。
DYM就職を利用するデメリットは以下の2点です。
・地方での就職には向かない
・エージェントの押しが強い
それぞれ解説していきます。
DYM就職のデメリット①地方での就職には向かない

DYM就職のデメリットですが、地方での転職・就職には不向きだということです。
なので、地元にUターンを考えているケースでは、DYM就職の強みは発揮出来ません。
DYM就職で扱う求人はITやベンチャーも多いですので、いざ就職をするとなると、活動範囲は都心部に限定されやすいです。
そのため、都心部で働く気がない人は、DYM就職ではなく、もっと大手のエージェントを利用しましょう!
DYM就職のデメリット②エージェントの押しが強い

続いてDYM就職のデメリットですが、エージェントに体育会系の人が多いということです。
そのため、エージェントのガッツが強く、その押しの強さが合わない人もいると思います。
ただ、逆に言えば背中を押してくれるエージェント揃いとも言えます。
「どうしてもやる気が出ない...」「早く就職したい!」と言う人は、エージェントに喝をいれてもらうことで、一気にモチベーションをアップすることは出来ますよね。
また、DYM就職では、アドバイザーと相性が悪いと感じた場合は、別の担当者に変更してもらうことも可能です。
なので、自分との相性をきちんと見極め、自分にとって使いやすいエージェントを探してみましょう!
DYM就職を利用するメリット

続いて、他社のエージェントを使うのではなく、DYM就職を利用する独自のメリットを紹介します。
DYM就職のメリットは、以下の3つです。
・書類選考なしで面接が受けられる
・内定までのスピードがかなり早い
・3年以内の離職率3%以内
それぞれ解説していきます。
DYM就職のメリット①書類選考なしで面接が受けられる

DYM就職を利用するメリットですが、書類選考なしで面接まで持ち込めるということです。
これは、エージェント側である程度適性を考え、DYM就職で取り扱っている求人の中で、その人にマッチしているものを紹介する仕組みがあるからです。
企業としては、DYM就職のお墨付きがあるから安心ですし、わざわざ大量の書類に目を通す非効率な作業を省略出来ます。
それに、求職者にとっては、書類選考がないこと程、ありがたいことはないですからね!
と言いますのも、就活でもっともしんどいのが、この書類選考です。
具体的には、履歴書や職務経歴書を書き上げなければいけないのですが、この作業のしんどいことこの上なしです。
真剣に机に向かっても、6時間ぐらいペンが動かないこともしばしば、渾身の書類を作ったとしても、まるで話にならないといったケースも多く、ここで挫折する人も多いです。
それに、書類作成に時間をかけていては、業界分析などをする時間もなくなりますし、就活が長期化する原因にも繋がります。
書類選考なしで突破できるDYM就職の仕組みは、あなたの負担をスッと取り除いてくれますよ!
DYM就職のメリット②内定までのスピードがかなり早い

DYM就職のメリット2つ目ですが、選考期間に時間をかけずに済むため、内定までのスピード感があることです。
書類選考がないことが一番の要因ですが、それだけでも数週間の時間短縮になるのです。
「とにかく早く内定が欲しい」「お金もないから明日にでも働き始めたい!」といった希望がある人は、スピーディに内定までたどり着けるエージェントを活用すべきです。
DYM就職であれば選考期間が短くて済みますし、エージェントの対応もめちゃくちゃ早いですから、あなたの就活が長期化することを防ぐことが出来ます。
ダラダラ就活をして、精神的にも金銭的にも消耗してしまうのは嫌だ...と言う人は、一度DYM就職を使ってみましょう!
DYM就職のメリット③3年以内の離職率3%以内

DYM就職では書類選考なしでスピーディに就活が出来ますが、するとミスマッチが起こりやすいのでは?と心配になる人も多いと思います。
しかし、その点は安心してください。
なぜならば、DYM就職の過去の実績を見ると、3年以内の離職率は3%以内という、常識離れした定着率を誇っているからです。
これは、DYM就職が取り扱っている企業に優良企業が多いことに加え、エージェントの知識が豊富なことに起因しています。
というのも、DYM就職で扱う求人の多くは、DYM就職の担当者が個別に連絡を取り合えるレベルの仲であることが多いです。
合同説明会などを共同で開催していますから、取扱求人の会社情報を、リアルに知っているのです。
そのため、求職者にマッチする会社を紹介しやすく、ミスマッチが極めて少ないのが特徴です。
「ブラック企業は嫌だ!」「長く働ける企業を紹介して欲しい!」という人は、DYM就職を使うメリットありですよ!
最後に:DYM就職を利用するときは複数エージェントと併用する事がオススメです

以上、DYM就職の強み・弱み、メリット・デメリットについてでした。
なお、DYM就職を使うときのコツですが、必ず大手エージェントと併用するようにしましょう。
と言いますのも、やはり求人数においてDODAやリクルートエージェントには敵いません。
エージェントの人的サポートが手厚くとも、あなたの望む求人に出会えなかれば意味がないですよね。
なので、まずは大手のエージェント2社をメインに登録し、サブ的な役割でDYM就職を使うのが賢いです。
その上で、紹介される求人、担当になるエージェントの質を見極め、自分にとって一番相性のいい会社を見極めるようにしましょう。
DODA、リクルートエージェント、DYM就職ですが、下記の公式サイトより登録することが出来ます。
どのエージェントも、一旦登録すればすぐに求人チェックが出来るので、サクッと済ませておきましょう。
気になる求人をストックしておくだけでも心の安定に繋がるので、疲れ切って転職サイトに登録する気力が奪われてしまう前に、必ず確認しておいてくださいね!
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